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柏松会概要

理念・方針・クレド

利用者の最善の利益  The Best interest of client
利用者の尊厳     The Dignity of client

 この基本理念は、法人が運営する全事業所共通のテーマであるとともに、全ての職員が職種を越えて仰ぎみる羅針盤(クレドCRED)としての役割をもっています。その目指すところは、究極的には「人間の福利Well-being」という言葉で表現することができます。

 介護・看護・保育・相談などの専門職に与えられる使命について全ての職員は、おのおの固有の領域を超えて利用者の「最善の利益と尊厳」を優先的に意識しなければなりません。全職員の目的が究極では一つに結ばれることを認め、以て職務の本質を了解します。このミッションは協働による絵画制作に似ています。わたしたちはいろいろな絵具を用いて「人間の福利」という名の絵画を描こうとしています。羅針盤クレドはその完成に向けて職員を方向づける指標にすぎず、しかし職員は自分が何色であるかを自覚し、かつ全体の絵の完成を展望できる本当の専門職(specialist)かどうかを問われるのです。

クレド・信条

ケアの方針十ヶ条

第1条 個人の尊厳・QOLの向上
私たちは、利用者一人ひとりの個性と歴史を尊重し、疾病や障害の如何にかかわらず、尊厳をもって自分らしく自立した生活を保ちつづけることができるように支援します。また、生活の質(QOL)の向上に最大限の努力をします。
第2条 身体拘束ゼロ・生活リハビリ
私たちは、利用者の安全に細心の注意を払うと同時に、安全のために自由が拘束されることのないよう最良のサービス提供に努力します。また、生活リハビリを通して、心身機能の低下予防・維持・回復を支援します。
第3条 自己決定・ターミナルケア
私たちは、利用者の自律を尊重し、日常生活のあらゆる場面で利用者が自己決定できるよう支援します。人生の終焉を迎えるにあたっても、その人らしい逝き方が選択できるよう家族、医療機関、関係機関との連携のもと本人が望むターミナルを迎えられるよう支援します。
第4条 家族、知人友人、地域とのつながり
私たちは、利用者の生活の継続性、家族・知人友人とのコミュニケーション、コミュニティにおける居場所づくりを大切にし、そのつながりが途切れることないよう最大限努力すると同時に、公私の社会資源を動員し本人が可能なかぎり自分のライフスタイルを保ちつづけることができるように支援します。
第5条 権利擁護・苦情解決・代弁
私たちは、絶えず利用者及びその家族の立場を尊重し、利用者の権利を擁護し、その声を代弁して、深い信頼関係を構築することを目指します。また、苦情を謙虚に受け止め、迅速に解決・報告するとともに、意見・要望を積極的に取り入れてサービスの質の向上に努力します。
第6条 守秘義務
私たちは、利用者及び家族のプライバシー保護のため職務上知り得た個人情報の守秘義務を厳守し、個人情報の保護・管理を徹底します。その情報が、最良のサービス提供や公共の福祉のため必要な場合は、承認を得たうえで開示します。
第7条 傾聴・個別ケア
私たちは、潜在・顕在を問わず利用者個々の「声」を大切にします。そして、ニーズアセスメントからモニタリングに至るケアマネジメントに基づいたケアプランを作成し、徹底した個別ケアを実践します。
第8条 サービス評価と情報開示
私たちは、提供する福祉サービスの質の向上を目指し、定期的な内部評価のみならず公的機関の施設評価、第三者からの評価を真摯に受けとめて改善します。また、サービスに関する情報公開とアカウンタビリティ(説明責任)を徹底します。
第9条 専門職としての責務
私たちは、利用者が安心した生活が送れるよう、職員間の連携のもと、専門的知識・技術に裏づけられた質の高いサービス提供に努めます。そのため、私たちは、常に専門的知識・技術の研鑚に励むとともに、豊かな感性と的確な判断力を培うよう最大限努力します。
第10条 地域福祉拠点としての役割
私たちは、地域福祉の拠点として地域社会におけるソーシャル・ネットワークの構築と福祉文化醸成に努めます。

※この方針は、平成16年4月1日より適用します。